~Profile~
お名前 | 山本様 |
職業 | 鉄筋メーカー(事務職) |
家族構成 | ご夫婦+お子様2人(2歳・0歳) |
施工エリア | 野田市 |
建物種別 | 新築注文住宅 |
~「変化を前向きに受け入れる」ライフスタイルへ~
●決め手は“赤ちゃんにやさしい”こと
住んでいた借り上げ社宅の契約更新や子どもの誕生、自身の年齢など、さまざまな思いが重なり、家を建てることを決めました。他のハウスメーカーをいくつかあたったものの、思うようなものは見つかりませんでしたが、ある時に早稲田ハウスさんの新松戸モデルハウスの前を偶然通りかかり「これだ!」と思い、ほとんど心に決めた状態で宿泊体験を申し込みました。実際泊まってみると当時生後半年の息子が泣かずに寝たことや、クッション性があり冷たさを感じない床など、「赤ちゃんにやさしい」ことを実感しました。やはり木がいっぱいあると落ち着きますね。
●土地探しは“我が家のバランス”探しから
そして担当の方に予算を相談し、いよいよ動きはじめました。建売ではないので土地から探すにあたって、予算、職場(足立区)との距離、建てられる家の広さ、の3つを中心にバランスを考え、野田市に建てることに決めました。外観や中の間取りなどを自分の考えた通りに再現でき、予算内に全て収まりました。一軒家に住むのは実家以来で十数年ぶりだったのでピンとこないこともありましたが、打ち合わせをしていくなかで感覚を取り戻し、「ここをこうすれば良かった」という点がほとんどない、広すぎず狭すぎず庭もある、身の丈にあった家を建てることができ大変満足しています。
また、車の往来が多い大通り沿いから野田市に引っ越してきて、ベランダの手すりが汚れないことに驚きました。とても良い環境で子育てに良さそうだなと思います。虫だけはどうしても避けられないですが(笑)
<妻>「私は都内出身なので、野田市で広い家を建てることができて良かったと思います。」
●“長く暮らす家”としての素材
壁の素材は珪藻土(稚内産)、床の素材は杉(宮崎県産の飫肥杉)です。それぞれ早稲田ハウスさんが提案しているものです。シックハウスなどの心配がなく、24時間換気の必要もなく、とても快適です。特に床は歩いていてとても気持ちがよく、最初にスリッパを買ったのですが結局家族みんな裸足で過ごしています。息子も常にゴロゴロパタパタ、のびのびと過ごしています。息子はヤンチャなので、さっそく傷やへこみがありますが(笑)、そういうものだとわかっているのでイライラすることはありません。一般的なフローリング素材(合板など)のような目立ち方はしません。メンテナンスの手間はかかりますが、傷やへこみにも愛着がわき、「変化を前向きに受け入れる」気持ちにさせてくれる素材だと思います。まだ入居して日が浅いので、長く暮らしていくうちにもっと色々なことがわかっていくのだと思います。
●目指したのは“ルンバが掃除をしやすい家”
収納や設備などの内装を考える際、「メンテナンスと掃除がしやすい家」というのが、ひとつテーマとしてありました。収納は多いほうが良いような風潮がありますが、我が家では収納を少なくしました。いらなくなったら捨てる、必要になったら買う。常に「ルンバが掃除をしやすい家」にしておきたいと考えています。それはつまり、シンプルな間取りで、床にモノがなく、人も動きやすい。長く住む場所なので、巾木を狭くする、床下にパソコン関係の設備機器を収納するなど、ホコリが積もる場所をなるべく少なくすることが、暮らしやすさにつながると考えてこだわりました。
<妻>「ママ友が家にくると、“モノ”が少ないねと言われます。家事や育児に、とても動きやすく快適です」
~「メリットとデメリットを比べて考えた」我が家だけの家づくり~
最初は2階をメインに暮らすイメージがなかったんですよ。特に年をとってからは厳しいんじゃないかと思いましたが、よくよく考えてみれば、それしかデメリットがないんです。日当たりも良いし、下の階ほど人の目が気にならないし。また、1階が寝室だと窓が少なくて済むので、防犯上もとても良いと感じています。その代わり、改造を視野に入れて階段と廊下のスペースを広く取ったり、2階だけでも生活が完結するようリビングに畳のスペースを設置したり、将来的にデメリットを少しでも改善できるような工夫をしました。最近は間取りを広く取るため階段や廊下の幅は狭く作りがちだそうで、間取りを決める際に施工業者の方とたくさん意見交換をしましたが、最終的には、その業者の方がプライベートで家族を連れて見に来たくらいの自信作になりました(笑)。
●キッチン
子どもがどこにいても見えるようにしたいと考えて、ペニンシュラ型(キッチンの左右どちらかが壁に接した対面型)にしました。設備に関してはたくさんのメーカーの価格やスペックを比較しましたが、マグネットをつけられる“ホーロー素材”、広い作業台、掃除しやすいフラットさなどを気に入りタカラ製に決めました。水栓(蛇口)はサンワカンパニー社の製品で、よく見る“引き出し型の蛇口”が最初から飛び出しているようなこの形が、とても使い勝手が良いんですよ。先のほうを軽く動かすだけで、どこにでも水が出せます。それに、引き出し型のように中に水が入らないので、水栓が傷まない。根元に水垢もつかない。このキッチンのデメリットは子どもに入られやすいということですね(笑)。
<妻> とにかく掃除がしやすいのが良いですね。
●和室
<妻> とても気に入っています!リビングへの圧迫を最小限に抑えるため少しのスペースですが、それでも作って良かったです。子どもがお昼寝をするのでキッチンから見えるようオープンに、でもフローリングスペースとは分けたい。閉塞感のない仕切りを考え、間に大きな縦格子を入れてみました。洗濯物をたたむためにいったん床に置く時も、フローリングにドサッと置くのとは気持ちが違います。また、夫が花粉症で洗濯物を外に干せない時期があるので、物干しをつけてもらい、室内干しのスペースとしても便利に使っています。
●窓
窓を南側だけ高く(2300mm)にしました。ブラインドを開けていれば、夕方くらいまで電気をつけなくても明るいです。まぁここのあたりは虫がすごい飛んでくるんですけど(笑)
<妻> 私は都内出身で、家にいて虫に遭遇することが今までなかったし、実は虫が嫌いで(笑)。
ですが、子どもを育てるにはとてもいいなぁと感じています。
●コンセント
将来子どもが使うことなども考え、コンセントとモジュラージャック(LANケーブル)の差込口を部屋のいろいろなところにつけました。また、テレビボードの下にルーターやLANケーブルなどの置き場が隠れています。掃除をしやすくするには、まずホコリが積もらないようにすることが大切だと思い、作ってもらいました。とても気に入っていますが、熱対策に少し反省点があり、ファンを取り付ければよかったなぁと思っています。
ライフスタイルに合わせた自分たちだけの家づくり、とても素敵でした。山本家の皆さん、ありがとうございました!